ザガーロジェネリック(デュタステリド)の基本知識・処方価格

ザガーロジェネリックの処方価格の基本知識・処方価格

ザガーロジェネリックの処方価格

0.5mg:30錠 5,200円~5,900円

※価格の詳細はこちらをご覧ください

この記事の監修者

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新橋ファーストクリニック 院長

市村 明

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ザガーロジェネリックとは?

ザガーロジェネリック

ザガーロジェネリックとは、グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)が製造販売しているザガーロ以外で、厚生労働省から承認を受けた、有効成分「デュタステリド」を含むAGA治療薬のことです。

ザガーロのジェネリック医薬品」、または「ザガーロの後発医薬品」と言います。

日本国内では、2015年9月28日に厚生労働省より製造販売承認を取得し、2016年6月13日にザガーロの発売が開始されました。
その後、ザガーロの日本国内での販売から4年が経過した2020年10月、ついにザガーロの用途特許の満了を迎えることとなります。

2020年10月5日には、日本国内の製薬会社が厚生労働省から製造販売承認を取得し、同年10月13日に日本国内初の「ザガーロジェネリック(ザガーロのジェネリック医薬品)」が発売されました。

ザガーロジェネリックの登場により、ザガーロよりも経済的にAGA治療を受けることが可能となりました。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは?

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許期間が満了することで製造販売が可能となる医薬品のことです。
ジェネリック医薬品は、厚生労働省の承認を得て製造販売される新薬と基本的に同一の有効成分を同一量含み、同一の効果・効能・用法・用量であることを条件に厚生労働省から承認された医薬品です。

日本国内で販売されているジェネリック医薬品は、厚生労働省の承認を受けているので、効果や安全性に問題はありません

医療先進国のアメリカでは、医薬品を商品名ではなく、有効成分の「一般名(generic name)」で処方することから、世界的に「ジェネリック医薬品」と呼ばれるようになりました。

先発医薬品とは?

新しい効果・効能を持つ医薬品について、日本国内で最初に発売される新薬を「先発医薬品」と呼びます。
先発医薬品は特許を取得して発売されますが、この特許の有効期限は20年です(最大5年間の延長が認められています)。

一般的に新薬を作るには十数年程度に渡る長い期間と、その間にかかる膨大な開発費用(数百億円以上)が必要です。
有効成分の研究、動物や人に対する試験、各関係機関での検査・承認などの経緯を辿る必要があり、安全で効果のある医薬品を開発することは容易ではありません。

それだけの手間と期間をかけるので、新薬の販売後、研究・開発費用を回収し、それを上回る利益を出さなければなりません。
特許期間は、新薬開発に携わった製薬会社の利益を守るために設けられている期間でもあります。

製薬会社は、利益確保が保証されている間に次の新薬開発に着手することができ、結果的に社会全体の利益に繋がるのです。

ザガーロとの違い

比較項目 ザガーロ
(先発医薬品)
ザガーロジェネリック
(ジェネリック医薬品)
剤型 淡橙色(または淡紅色)で不透明の楕円形 製薬会社により異なる
有効成分 デュタステリド デュタステリド
効果 ほぼ同じ ほぼ同じ
効果持続時間 ほぼ同じ ほぼ同じ
副作用 ほぼ同じ ほぼ同じ
禁忌 同じ 同じ
併用禁忌薬 同じ 同じ
処方価格 高価 安価
製造販売元 グラクソ・スミスクライン株式会社 日本国内の製薬会社

ザガーロやザガーロジェネリックには、同一の有効成分であるデュタステリドが含まれているので、効果・効能・副作用などは「ほぼ同じ」ですが、完全に同じとは言い切れません。
もちろん、ジェネリック医薬品の製造販売に至るまでには、先発医薬品と同一の有効成分を含み、同一の効果・効能・用法・用量を持つ医薬品のみが厳しい審査を経て、承認されます。

しかし、ジェネリック医薬品は飲みやすさなどを考慮して、先発医薬品にはない添加物を入れたり、錠剤をコーティングするなどの製薬会社独自の改良・製法が加えられています。
そのため、効果の現れ方や効き目などに若干の違いが生じることがあります。

薬剤の添加物や剤型が変わると体内で溶け出す速度が変化し、有効成分の分解・吸収されやすさなどに変化が生じます。
それにより、個人差レベルですが「効果が出やすい、または効果が出にくい」という結果に繋がる可能性はゼロではありません。

ザガーロでは十分な効果を実感できなかった方でも、ザガーロジェネリックなら十分な効果を実感できる場合があります。
ザガーロよりも安価に手に入れることができるので、ザガーロを服用中の方は医師に相談してザガーロジェネリックへの変更を検討してみると良いでしょう。

当クリニックの場合は、ザガーロジェネリックの価格がザガーロの最大約23%割安に設定されています。
高血圧症や糖尿病などの生活習慣病のように、長期間飲み続けたり、何種類か他にお薬を飲んでいる場合は、特にザガーロとのお薬代の差を実感することができます。

ザガーロジェネリックの服用はこんな方におすすめ

AGAは、年齢に関係なく、成人男性であれば誰でも発症する可能性のある脱毛症です。
一度発症してしまうと自然に治ることはほとんどありません。

また、AGAの進行パターンには、個人差があり、いくつかの段階を経て進行していきます。

もし、薄毛や抜け毛に少しでも悩みがある場合は、ザガーロジェネリックの服用を検討してみましょう。

このような悩みがある方におすすめ

  • 抜け毛の量が増えた
  • 全体的に薄毛が目立つ
  • 髪の毛が細くなってきた
  • 額の生え際が後退してきた
  • 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた
  • 髪の毛のハリやコシがなくなってきた
  • 全体的に髪の毛のボリュームが減ってきた
  • 血縁関係のある親戚に薄毛の方がいる
  • プロペシアよりも強力なAGA治療薬を探している
  • ザガーロでは効果を実感できなかった方
  • ザガーロよりも安価なAGA治療薬を探している方
  • etc...

国内製のザガーロジェネリック

電卓を持った医者

ジェネリック医薬品の特徴は、先発医薬品に比べて価格が安いことです。

ザガーロなどのAGA治療薬は保険適用外のため、全額自己負担で購入しなければなりません。
少しでも経済的にAGA治療を受けたい方は、効果のほぼ変わらないジェネリック医薬品を使用すると良いでしょう。

日本国内では、厚生労働省から製造販売の承認を受けた日本国内の製薬会社によって、ザガーロのジェネリック医薬品が続々と発売されています。

2020年10月13日に、日本国内で初のザガーロジェネリックが「東和薬品株式会社」から発売されて以来、現在では、11社の製薬会社(製造販売元)がザガーロジェネリックを販売しています。

下記に日本国内の製薬会社が販売しているザガーロのジェネリック医薬品をまとめたので、参考にしてください。

国内製のザガーロジェネリック一覧

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当クリニックでは、「デュタステリド錠0.5mgZA「明治」(Meiji Seika ファルマ株式会社)」のザガーロジェネリックを取り扱っています。

デュタステリド錠0.5mgZA「明治」

錠剤画像 デュタステリド錠0.5mgZA「明治」の錠剤
商品名 デュタステリド錠0.5mgZA「明治」
製造販売元 Meiji Seika ファルマ株式会社
剤型 淡紅色の丸形(円形)
割線なし
フィルムコーティング錠
用量 0.5mg
製造販売承認年月日 2021年12月8日
販売開始年月日 2022年1月11日
処方価格 デュタステリド錠0.5mgZA「明治」:30錠
5,200円(初診)、5,900円(再診)
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

※安定的な供給と転売や第三者への譲渡防止のため、初診患者様の処方錠数を制限させていただく場合があります

デュタステリド錠0.5mgZA「F」

錠剤画像 デュタステリド錠0.5mgZA「F」の錠剤
商品名 デュタステリド錠0.5mgZA「F」
製造販売元 富士製薬工業株式会社
剤型 淡紅色の丸形(円形)
割線なし
フィルムコーティング錠
用量 0.5mg
製造販売承認年月日 2021年12月8日
販売開始年月日 2021年12月21日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

デュタステリド錠0.1mg/0.5mgZA「NS」

錠剤画像 デュタステリド錠0.1mg/0.5mgZA「NS」の錠剤
商品名 デュタステリド錠0.1mgZA「NS」
デュタステリド錠0.5mgZA「NS」
製造販売元 日新製薬株式会社
剤型 0.1mgの場合は、淡橙色の丸形(円形)
0.5mgの場合は、淡紅色の丸形(円形)
割線なし
フィルムコーティング錠
用量 0.1mg
0.5mg
製造販売承認年月日 2021年12月8日
販売開始年月日 2022年1月12日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

デュタステリドカプセル0.1mg/0.5mgZA「トーワ」

錠剤画像 デュタステリドカプセル0.1mg/0.5mgZA「トーワ」の錠剤
商品名 デュタステリドカプセル0.1mgZA「トーワ」
デュタステリドカプセル0.5mgZA「トーワ」
製造販売元 東和薬品株式会社
剤型 0.1mgの場合は、淡橙色で不透明の楕円形
0.5mgの場合は、淡紅色で不透明の楕円形
割線なし
軟カプセル剤
用量 0.1mg
0.5mg
製造販売承認年月日 2020年10月5日
販売開始年月日 2020年10月13日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

デュタステリドカプセル0.1mg/0.5mgZA「イワキ」

錠剤画像 デュタステリドカプセル0.1mg/0.5mgZA「イワキ」の錠剤
商品名 デュタステリドカプセル0.1mgZA「イワキ」
デュタステリドカプセル0.5mgZA「イワキ」
製造販売元 岩城製薬株式会社
剤型 0.1mgの場合は、淡黄色で不透明の楕円形
0.5mgの場合は、淡紅色で不透明の楕円形
割線なし
軟カプセル剤
用量 0.1mg
0.5mg
製造販売承認年月日 2021年5月18日
販売開始年月日 2021年6月1日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム -

デュタステリドカプセル0.5mgZA「サワイ」

錠剤画像 デュタステリドカプセル0.5mgZA「サワイ」の錠剤
商品名 デュタステリドカプセル0.5mgZA「サワイ」
製造販売元 沢井製薬株式会社
剤型 淡黄白色で不透明の楕円形
割線なし
軟カプセル剤
用量 0.5mg
製造販売承認年月日 2020年10月5日
販売開始年月日 2020年11月6日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

デュタステリドカプセル0.5mgZA「YD」

錠剤画像 デュタステリドカプセル0.5mgZA「YD」の錠剤
商品名 デュタステリドカプセル0.5mgZA「YD」
製造販売元 株式会社陽進堂
剤型 淡紅色で不透明の楕円形
割線なし
軟カプセル剤
用量 0.5mg
製造販売承認年月日 2021年5月18日
販売開始年月日 2021年6月28日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

デュタステリドカプセル0.5mgZA「SN」

錠剤画像 デュタステリドカプセル0.5mgZA「SN」の錠剤
商品名 デュタステリドカプセル0.5mgZA「SN」
製造販売元 シオノケミカル株式会社
剤型 淡紅色で不透明の楕円形
割線なし
軟カプセル剤
用量 0.5mg
製造販売承認年月日 2021年5月18日
販売開始年月日 2021年7月5日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

デュタステリドカプセル0.5mgZA「AFP」

錠剤画像 デュタステリドカプセル0.5mgZA「AFP」の錠剤
商品名 デュタステリドカプセル0.5mgZA「AFP」
製造販売元 製造販売元:東洋カプセル株式会社
販売元:アルフレッサファーマ株式会社
剤型 淡紅色で不透明の楕円形
割線なし
軟カプセル剤
用量 0.5mg
製造販売承認年月日 2021年5月18日
販売開始年月日 2021年7月6日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

デュタステリドカプセル0.5mgZA「MYL」

錠剤画像 デュタステリドカプセル0.5mgZA「MYL」の錠剤
商品名 デュタステリドカプセル0.5mgZA「MYL」
製造販売元 マイランEPD合同会社
剤型 淡黄白色で不透明の楕円形
割線なし
軟カプセル剤
用量 0.5mg
製造販売承認年月日 2020年10月5日
販売開始年月日 2020年11月13日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

デュタステリドカプセル0.5mgZA「BMD」

錠剤画像 デュタステリドカプセル0.5mgZA「BMD」の錠剤
商品名 デュタステリドカプセル0.5mgZA「BMD」
製造販売元 製造販売元:株式会社ビオメディクス
販売元:SKIファーマ株式会社
剤型 淡黄白色で不透明の楕円形
割線なし
軟カプセル剤
用量 0.5mg
製造販売承認年月日 2020年10月5日
販売開始年月日 2021年1月24日
処方価格 取り扱いなし
添付文書 添付文書
医薬品インタビューフォーム 医薬品インタビューフォーム

海外製のザガーロジェネリック(国内未承認)

インドの風景

海外製のザガーロジェネリックとは、主にインド国内で製造・販売されているザガーロのジェネリック医薬品のことです。

現在、インド国内では、様々な商品名で数多く製造・販売されています。

海外製のザガーロジェネリックは、日本国内で厚生労働省の製造販売承認を得た医薬品ではないため、服用して重篤な副作用が発生しても「医薬品副作用被害救済制度」は適用されません。

下記に海外製のザガーロのジェネリック医薬品をまとめたので、参考までにご覧ください。

海外製のザガーロジェネリック(国内未承認)一覧

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当クリニックでは、日本国内で厚生労働省に承認されたザガーロジェネリックを扱っています。

Dutas(デュタス)

パッケージ画像 Dutas(デュタス)
商品名 Dutas(デュタス)
製造販売元 Dr. Reddy's Laboratories Ltd.(ドクターレッディーズラボラトリーズ株式会社)
剤型 茶褐色の楕円形
割線なし
用量 0.5mg
処方価格 取り扱いなし

Duprost(デュプロスト)

パッケージ画像 Duprost(デュプロスト)
商品名 Duprost(デュプロスト)
製造販売元 Cipla Ltd.(シプラ株式会社)
剤型 赤茶色の楕円形
割線なし
用量 0.5mg
処方価格 取り扱いなし

DUTASTRON(デュタストロン)

パッケージ画像 DUTASTRON(デュタストロン)
商品名 DUTASTRON(デュタストロン)
製造販売元 Asle Pharmaceuticals Pvt. Ltd.(アイスルファーマシューティカル社)
剤型 黄色の丸形(円形)
割線なし
用量 0.5mg
処方価格 取り扱いなし

DUTAVOLVE(デュタボルブ)

パッケージ画像 DUTAVOLVE(デュタボルブ)
商品名 DUTAVOLVE(デュタボルブ)
製造販売元 Lloyd Laboratories Inc.(ロイドラボラトリーズ社)
剤型 茶色の楕円形
割線なし
用量 0.5mg
処方価格 取り扱いなし

DUMAN(デュマン)

パッケージ画像 DUMAN(デュマン)
商品名 DUMAN(デュマン)
製造販売元 Intas Pharmaceuticals Ltd.(インタスファーマ株式会社)
剤型 白色の丸形(円形)
割線なし
用量 0.5mg
処方価格 取り扱いなし

Dutapros(デュタプロス)

パッケージ画像 Dutapros(デュタプロス)
商品名 Dutapros(デュタプロス)
製造販売元 Kocak Farma Pharmaceutical and Chemical Industry Co., Ltd.(コサックファルマ社)
剤型 白色の楕円形
割線なし
用量 0.5mg
処方価格 取り扱いなし

Avodart(アボダート)

パッケージ画像 Avodart(アボダート)
商品名 Avodart(アボダート)
製造販売元 グラクソ・スミスクライン株式会社
剤型 黄色の楕円形
割線なし
用量 0.5mg
処方価格 取り扱いなし

VELTRIDE(ベルトリド)

パッケージ画像 VELTRIDE(ベルトリド)
商品名 VELTRIDE(ベルトリド)
製造販売元 Intas Pharmaceuticals Ltd.(インタスファーマ株式会社)
剤型 白色の丸形(円形)
割線なし
用量 0.5mg
処方価格 取り扱いなし

ザガーロジェネリックの選び方

薬を持つ医者

国内製のザガーロジェネリックは11種類存在するため、どれを選べばいいのかわからない方がいると思います。

選び方のポイントについて解説するので、少しでも自分に合ったザガーロジェネリックを使用しましょう。

選び方のポイント

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効き目で選ぶ

どのザガーロジェネリックでも、有効成分や用量などは同じなので、基本的な効果は同様に現れます。
しかし、添加物などは違うので、それによって効き目に個人差が生じる可能性があります。

気になる場合は、複数のザガーロジェネリックを飲み比べてみて、効き目を比較してみると良いでしょう。

添加物で選ぶ

添加物によって錠剤の見た目がガラリと変わります。
一見するとザガーロジェネリックと認識できない剤型もあります。

ザガーロを飲んでいると知られたくない方は、錠剤の色が異なる「淡黄白色で不透明の楕円形」の錠剤、「沢井製薬株式会社」製のザガーロジェネリック「デュタステリドカプセル0.5mgZA「サワイ」」がおすすめです。

逆に、ザガーロを想起させる「淡橙色(または淡紅色)で不透明の楕円形」の錠剤で、違和感なく服用したいという方には、「東和薬品株式会社」製のザガーロジェネリック「デュタステリドカプセル0.1mg/0.5mgZA「トーワ」」がおすすめです。

剤型で選ぶ

ザガーロジェネリックを製造・販売している日本国内11社の剤型には、「フィルムコーティング錠(錠剤)」と「軟カプセル剤」の2種類があります。
見た目上の剤型も異なり、「楕円形」や「丸形(円形)」などがあります。

また、錠剤の色も異なります。
国内製のザガーロジェネリックには「淡紅色」「淡橙色」「淡黄色」などがあります。

効果などには影響しないので、気分で選ぶと良いでしょう。

製薬会社で選ぶ

製薬会社の規模感(売上げ高や営業利益など)を一つの基準として選んでみても良いでしょう。

売上高や営業利益などが高いということはそれだけ、信頼された医薬品が売れているとも考えられます。

ザガーロジェネリックを販売している製薬会社の中では、「沢井製薬株式会社」が売上高や営業利益が高い製薬会社です。

沢井製薬株式会社」が販売しているザガーロジェネリックには、「デュタステリドカプセル0.5mgZA「サワイ」」があります。

価格で選ぶ

ザガーロジェネリックは製造販売元の製薬会社によって価格が異なります。
実際に病院やクリニックによって処方される価格が違うので、一概にどのザガーロジェネリックが安いかは言えません。

長期間飲み続けたい場合などは、経済的に負担の少ないザガーロジェネリックを選択すると良いでしょう。

当クリニックで取り扱っているザガーロジェネリックの中では、「Meiji Seika ファルマ株式会社」製の「デュタステリド錠0.5mgZA「明治」」を一番安く処方しております。

ザガーロジェネリックの処方・費用

薬とお金

来院(問診票記入)からザガーロジェネリックの処方(お会計)までにかかる時間は、クリニック内の混み具合にもよりますが、約10分~30分で終了するスムーズなシステムになっております。

また、院内処方のため、外部の薬局へ行く必要がなく、女性に見られる心配もありません。
患者様が安心していただけるような丁寧な診察と処置を心がけております。

処方までの詳しい流れについては「診療・処方の流れページ」をご覧ください。

当クリニックでのザガーロジェネリックの処方にかかる費用は以下の通りです。

処方価格・費用

デュタステリド錠0.5mgZA「明治」
(ザガーロジェネリック)
30錠
5,200円(初診)
5,900円(再診)
診察料・処方料 0円
初診料・再診料 0円
健康保険の適用 適用外(自由診療)

※当クリニックでは「デュタステリド0.1mgのザガーロジェネリック」を取り扱っていません
※料金や価格は全て消費税込みの表示となっております
※オンライン診療の場合は、別途、予約料やお薬の送料が発生します
※ザガーロジェネリックの処方に健康保険証や身分証明書は必要ありません
※安定的な供給と転売や第三者への譲渡防止のため、初診患者様の処方錠数を制限させていただく場合があります

当クリニックでは、診察料・処方料・初診料・再診料はすべて無料です。
患者様が医療費の全額を負担する、自由診療となっていますが、ザガーロジェネリックの処方にかかる費用は薬剤代のみ(オンライン診療を除く)となります。

金額面でご不安があるようでしたら一度「料金表ページ」をご覧ください。

また、ザガーロジェネリック以外にも国内医薬品メーカーによるプロペシアジェネリックなどのAGA治療薬も取り扱っておりますので、是非ご検討ください。

ザガーロジェネリックの効果

髪を気にする男性

ザガーロジェネリックはAGA(男性型脱毛症)に効果・効能のある薬です。
主なAGAの進行パターンである「O字型」「M字型」「U字型」などどの進行パターンにも有効性が認められています。

ザガーロジェネリックの有効成分「デュタステリド」には、Ⅰ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼというAGAの原因となる酵素の働きを弱め(阻害し)、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する効果があります。

DHTの量が増えると、髪の毛の成長が止まったり、抜け毛が増える原因となります。
しかし、デュタステリドの作用によってDHTの量を減らすことができるので、AGAの進行を止め、薄毛や抜け毛を防ぐことができるのです。

個人差などによりますが、ザガーロジェネリックは服用後、約3ヵ月~6ヵ月で効果が現れます。
服用を継続している間は、ずっと効果が持続します(用量や個人差によって効果の持続期間は若干変動)。

効果の目安(服用後)

効果の実感に必要な期間 約3ヵ月~6ヵ月の連日投与が必要
効果の持続期間 服用を継続している間

ザガーロジェネリックの作用機序(仕組み)

AGAの主な原因は、人の体内に存在する還元酵素の一種である「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」が男性ホルモンの一種である「テストステロン」と結合し、DHTの量が増加してしまうからです。
AGAを発症する方は、DHTが脱毛部分に高濃度にみられることが分かっています。

5αリダクターゼは、主に精巣(睾丸)で産生されたテストステロンが毛乳頭細胞に運ばれ、結合することで、より効果が強力なDHTに変換されます。

ちなみに、5αリダクターゼには「Ⅰ型」と「Ⅱ型」の2種類があり、それぞれ存在する部位などが異なります。

Ⅰ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼの違い

5αリダクターゼの種類 存在する部位
Ⅰ型5αリダクターゼ ほぼ全身の毛乳頭細胞に存在する
Ⅱ型5αリダクターゼ 前頭部(額の生え際)や頭頂部の毛乳頭細胞に多く存在する

ザガーロジェネリックの有効成分であるデュタステリドは、ほぼ全身の毛乳頭細胞に存在する「Ⅰ型5αリダクターゼ」と前頭部(額の生え際)や頭頂部の毛乳頭細胞に多く存在する「Ⅱ型5αリダクターゼ」の2つの働きを阻害することができます。
DHTの生成に必要な5αリダクターゼのⅠ型5αリダクターゼしか阻害しないフィナステリドに対して、デュタステリドはⅠ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼの両方を阻害できるのです。

Ⅰ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼの働きが弱まれば、よりテストステロンと結合されることがなくなるため、DHTの量も増えません。

髪の毛の元となる毛母細胞が毛乳頭細胞からの指示で正常に細胞分裂を行なえるようになるので、発毛や育毛が促されます。

5αリダクターゼの働きを阻害する作用から、ザガーロジェネリックなどのAGA治療薬は「5α還元酵素阻害薬」とも呼ばれています。

ザガーロジェネリックの副作用

股間を押さえる男性

ザガーロジェネリックは副作用として、「ED(勃起不全)」「リビドー減退(性欲減退)」「射精障害」「精液量減少」などの症状が一時的に現れる可能性があります。
他にも、「発疹」「そう痒症(かゆみ)」「頭痛」といった症状が起こることもあります。

これらの副作用は、服用を継続している間、現れる可能性がありますが、ほとんどの場合は、服用を中止すると症状は現れなくなります。

また、ザガーロジェネリックは、用法・用量を守って服用すれば安全性の高い薬ですが、ごく稀に重篤な副作用が現れることがあります。
重篤な副作用とは、「肝機能障害」や「黄疸」です。

薬剤の成分は肝臓で代謝・分解されるため、ザガーロジェネリックによって肝臓に負担がかかり、肝機能障害や黄疸を引き起こす可能性があるのです。
特に、肝機能障害は、ザガーロジェネリックだけに限らず、全ての薬剤で起こる可能性のある副作用です。

しかし、元々慢性肝炎や肝硬変などの疾患を抱えていない限り、ザガーロジェネリックを服用しても肝機能障害や黄疸を引き起こす可能性は低いと考えられます。

頻度が不明なため、必要以上に過敏になることはありませんが、少しでも異常を感じたらすぐに医師に相談してください。

主な副作用:発生率

リビドー減退(性欲減退) 頻度不明
ED(勃起不全) 頻度不明
射精障害 頻度不明
精液量減少 頻度不明

※発生率は、各ザガーロジェネリックの製薬会社の添付文書から引用しています

上記のような男性の性機能の低下に関わる副作用は、頻度不明ながらも確認されていますが、引き起こされる詳しい原因はよく分かっていません。
ザガーロジェネリックの有効成分であるデュタステリドが男性ホルモンに影響を及ぼすことによって副作用が現れると考えられています。

ザガーロジェネリックに限らず、医薬品には何かしらの副作用があります。
服用前には、必ず副作用の確認をしておきましょう。

ただし、ザガーロジェネリックの副作用の発生率は全て頻度不明です

副作用が起きた場合の対処方法

ザガーロジェネリックを服用後、何らかの副作用が感じたときは、一旦服用の継続を中止しましょう。
副作用が悪化することもあるので、無理に服用を続けないようにしましょう。

副作用の性欲減退やEDなどが起き、性行為等で困る場合は、服用の中止を検討したほうが良いでしょう。

ザガーロジェネリックを飲むことで副作用が頻繁に起きたり、違和感が治まらないほどの副作用が長時間続くようであれば、必ず医師へご相談ください。
また、ザガーロジェネリックを飲んで何らかの強い副作用を感じたり、体調を崩した場合にも服用を中断し、必ず医師にご相談ください。

ザガーロジェネリックを服用できない方(禁忌)

母親と子供

ザガーロジェネリックを服用することができない方(禁忌)がいます。

以下に該当する方は、禁忌に指定されており、ザガーロジェネリックを服用することができず、当クリニックでは処方もできません。

ザガーロジェネリックの禁忌(疾患・状態など)

  • 過去にデュタステリドに対して過敏症(アレルギー)を起こしたことがある方
  • 女性
  • 小児
  • 重度の肝機能障害のある方

当クリニックの医師は、ザガーロジェネリックを処方する診察時、患者様(利用希望者様)にこれらの病気などについて尋ねています。
また、診察時に患者様のほうでも気になることがありましたら、ご自身の体調に関することは、医師にすべてご相談ください。

命にかかわる事故に繋がることもあるため、ザガーロジェネリックの禁忌についてはしっかり確認しておきましょう。

ザガーロジェネリックと併用できない薬(併用禁忌薬)

色々な薬

ザガーロジェネリックと併用して服用することができない薬剤(併用禁忌薬)はありません。

ザガーロジェネリックによる薬物相互作用は認められていません。

ザガーロジェネリックもザガーロ同様、下記の薬剤と併用しても薬物相互作用は認められないとされています。

ザガーロジェネリックと併用しても問題ない薬剤

  • 「コレスチラミン」という成分を含む高コレステロール血症治療薬(コレスチラミン製剤)
  • 「ワルファリン」という成分を含む経口抗凝固剤(ワルファリンカリウム製剤)
  • 「ジゴキシン」という成分を含む強心配糖体製剤
  • 「タムスロシン塩酸塩」という成分を含む前立腺肥大症の排尿障害改善剤(タムスロシン塩酸塩製剤)
  • 「テラゾシン塩酸塩」という成分を含む持続性α1遮断薬

ザガーロジェネリックの飲み方(服用方法)

薬を飲む

ザガーロジェネリックは、以下の用法・用量を守って服用しましょう。

用法・用量

1回の用量 0.1mg~0.5mgまで
用量の目安 0.1mg:健康な成人男性
0.5mg:健康な成人男性
(必要に応じて1日0.5mgを上限として適宜増量可能)
効き始め 約3ヵ月~6ヵ月程度
服用時の飲料 水、またはぬるま湯で服用を推奨
1回の服用回数 1日1回まで(上限は0.5mg)
服用間隔 24時間以上の間隔を空けることを推奨
服用時の条件 アルコールの飲み過ぎに注意

ザガーロジェネリックの服用は毎日継続する必要があります。

ザガーロジェネリックの効果が効き始めるのには個人差がありますが、約3ヵ月~6ヵ月かかります。
ザガーロジェネリックは連日服用することで徐々に効果を発揮する薬なので、毎日継続して服用する必要があります。

あくまで約3ヵ月~6ヵ月は目安であり、人によってはそれよりも早く効果を実感する方もいます。

ザガーロジェネリックの効果を正確に引き出すポイントは、用法・用量を守って服用を連日継続することです。

また、服用は原則、1日1回までです。
1度服用した場合は、用量に関わらず、24時間以上は間隔を空けることを推奨します。

食事の影響

ザガーロジェネリックの有効成分デュタステリドは、食事の影響を受けません

そのため、服用するタイミングは、食前や食後で気にする必要はなく、空腹時や満腹時でも問題ありません。

ただし、飲み忘れを防ぐという意味では、「朝食の前後」「昼食の前後」「夜食の前後」のいずれかに服用タイミングを合わせると良いでしょう。

お酒(アルコール)の影響

ザガーロジェネリックの有効成分デュタステリドは、基本的にはお酒(アルコール)の影響を受けません

そのため、服用するタイミングは、お酒を飲む前でも飲んだ後でも特に問題ありません。

ただし、多量摂取は、肝臓に負担をかけ、副作用を引き起こしやすくなる可能性があるので、飲み過ぎには注意しましょう。

グレープフルーツ(フラノクマリン類)の影響

ザガーロジェネリックの添付文書には記載されていませんが、グレープフルーツとザガーロジェネリックなどのAGA治療薬は相性が悪いとされています。
一緒に服用すると相互作用を引き起こす可能性があります。

なるべくグレープフルーツとザガーロジェネリックなどのAGA治療薬は一緒に服用しないようにしましょう

グレープフルーツに含まれる「フラノクマリン類」という成分によって、服用した薬の成分を分解する体内酵素の働きを弱めてしまい、血中濃度が上昇して、効果や副作用が強く出てしまう可能性があるからです。

また、グレープフルーツジュースは果汁が濃縮されており、フラノクマリン類の量も多くなるため、グレープフルーツジュースとザガーロジェネリックなどのAGA治療薬を一緒に服用するのは特に注意しましょう。

グレープフルーツ以外にもフラノクマリン類が含まれている食べ物があるので注意しましょう。

フラノクマリン類を含む食べ物

  • グレープフルーツ
  • スウィーティー
  • 文旦(ブンタン)
  • 八朔(ハッサク)
  • 甘夏ミカン
  • ライム
  • パセリ
  • セロリ
  • etc...

ザガーロジェネリックの使用期限

カレンダーと時計

ザガーロジェネリックには使用期限があります。

使用期限は各製薬会社が製造・販売しているザガーロジェネリックによって異なります。

使用期限を過ぎてザガーロジェネリックが残った場合は、保管しないで廃棄してください。

当クリニックでは、常に使用期限の新しいザガーロジェネリックを処方しております。
ザガーロジェネリックを保管しておきたい方や使用する頻度は人によって違うので、使用期限が気になる方は処方時にお問い合わせください。

使用期限の確認方法

ザガーロジェネリックの使用期限は、「製品本体の外箱側面」に記載されています。
製品本体の外箱に記載されている使用期限内に使用するようにしましょう。

PTP包装シートで処方された場合は、製品本体の外箱で使用期限を確認できないので、使用期限が気になる方は処方時にお問い合わせください。

ザガーロジェネリックの保管方法

瓶に入った薬

ザガーロジェネリックは日光、温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。

ザガーロジェネリックを保管する場合は、以下のルールを守り保管してください。

保管ルール

  • PTP包装シートのまま保管する
  • 乳幼児、小児の手の届かないところに保管する
  • 直射日光、高温多湿を避け、室温で保管する
  • 日中、長時間車内に置かない
  • 使用期限を過ぎた場合は、破棄する
  • シートから取り出した錠剤は約1年以内に使い切る
  • 分割した錠剤は約1週間~2週間以内に使い切る

シートから取り出した場合の保管方法

PTP包装シートからザガーロジェネリックを取り出しても、使用期限は直射日光、高温多湿を避ければ、約1年程度は問題なく使用することができます。
PTP包装シートから錠剤を出し、ピルケースなどで保管した場合でも劣化はするので、開封後は速やかに使いきるようにしてください。

保存するピルケースなどに保管した日付を記載して管理するようにしましょう。
ピルケースなどに保管後、いつPTP包装シートから取り出し、保管したのかわからなくなってしまった場合は、服用しないで必ず破棄してください。

錠剤を割った場合の保管方法

ザガーロジェネリックを半分に割って使う方もいますが、本来は割って使用する薬剤ではないので、錠剤を割った後の保管方法や期間に明確な目安はありません。
しかし、ザガーロジェネリックの錠剤を割ってしまった場合は、コーティング剤の意味が無くなり、外気から守られなくなるのでシートから出した時よりもさらに注意が必要です。

コーティング剤は中身の薬剤を保護する役目を果たしています。
割ってしまうと中身の有効成分部分がコーティング剤から守られなくなり、空気に触れることによって劣化が進んでしまいます。
乾燥や湿気で薬剤が劣化しやすくなるので、なるべく空気に触れないようにラップや真空パックで包んで保管するようにしましょう。

基本的には、割ってしまっても薬剤は腐るものでありませんが、保管期間は約1週間~2週間までにしておきましょう。
いつ割って保管したのか分からなくなってしまった場合は、服用しないで必ず破棄してください。

ザガーロジェネリックの譲渡・転売は厳禁

注意する医者

ザガーロジェネリックは、病院やクリニックに行き、医師に必要であると診断され、患者自身(本人)のためだけに処方された薬です。

パートナーや友人などの第三者に絶対に譲渡や転売はしないでください。

そもそも、明確に「医薬品医療機器等法(薬機法)」違反であり、懲役や罰金などの罰則を課せられる場合があります。
また、貰った方がデュタステリドに対して過敏症(アレルギー)を起こしたことがあれば、命に関わる可能性があるので、大変危険です。
このように、服用するには不適当な方がおり、医師ではない一般の方が、それを正確に判断することはできません。

大切な友人などの健康を脅かす行為につながるので絶対にやめましょう。

ザガーロジェネリックの服用には、必ず医師の診断のもとに服用する本人が処方を受けることが必要です。

譲り受けるのも厳禁

勿論、ザガーロジェネリックを友人などの第三者から譲り受けてもいけません

譲り受けた方がデュタステリドに対して過敏症(アレルギー)を起こしたことがあれば、命に関わる可能性があるので、大変危険です。
このように、服用するには不適当な方がおり、医師ではない一般の方が、それを正確に判断することはできません。
自分自身の健康を脅かす行為につながるので絶対にやめましょう。

ザガーロジェネリックの服用には、必ず医師の診断のもとに服用する本人が処方を受けることが必要です。

ザガーロジェネリックの偽物・偽造品に注意

大量の薬

ザガーロジェネリックをはじめとするAGA治療薬(有効成分ミノキシジルを含む薬剤以外)は医師の処方箋が必要なため、一般の薬局やドラッグストアなどでは購入することができません。
ザガーロジェネリックの偽物・偽造品は、世界中で製造され、発見されています。

WHO(世界保健機関)は基準値以下の規格で製造されたAGA治療薬などの医療用医薬品の偽物・偽造品による、健康被害について警鐘を鳴らしています。
ザガーロジェネリックの偽物・偽造品は、効果が得られないだけではなく、健康被害を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

偽物・偽造品の特徴

  • 有効成分や添加物などが配合されていない
  • 基準以下の有効成分しか配合されていない
  • 錠剤の見た目やサイズ、用量などに異常がある
  • 添付文書に記載されていない成分が混入している
  • 違法、または危険な成分が混入している
  • 非衛生的な製造による汚染物質が混入している
  • etc...

当クリニックでは、厚生労働省が承認した国内医薬品メーカーのザガーロジェネリックを処方しておりますので、ご安心ください。

偽物・偽造品の見分け方

国内で正規に流通しているザガーロジェネリックなどのAGA治療薬と違法に製造された偽物・偽造品を見分ける方法があります。
100%見分けられるわけではありませんが、参考までに覚えておくと良いでしょう。

偽物・偽造品の見分け方のポイント

※リンクをクリック、またはタップすると、ページ内の項目へ移動します

パッケージ(外箱・中身)

外箱のパッケージの状態(印刷など)に不自然な点がないか確認してください。
コピー機などで外箱を印刷して梱包した偽物・偽造品の可能性があります。

箱単位で処方された場合、内容物の確認をしてください。
添付文書などが同封されていない、または日本語以外で表記されていた場合は、偽物・偽造品です。

記載内容に日本語のスペルミスや文法の誤りがないか確認してください。
明らかな誤りがあった場合は、偽物・偽造品の可能性があります。

有効期限の記載が外箱にあるか確認してください。
記載内容に違いがあった場合は、偽物・偽造品です。

PTP包装シート

国内正規品のザガーロジェネリックは、必ずPTP包装シートで包装されています。
国内の医薬品メーカーから、PTP包装シート以外で包装され、出荷されることはありません。
ビニールなどで包装されていた場合は、偽物・偽造品です。

また、PTP包装シートの表面や裏面には、製薬会社名や薬剤名、注意事項など必ず日本語で表記されています。
日本語の表記がされていない、または日本語以外で表記されていた場合は、偽物・偽造品です。

錠剤やカプセル剤の色・形

国内正規品のザガーロジェネリックには、「フィルムコーティング錠(錠剤)」と「軟カプセル剤」の剤型が存在しています。

国内正規品のザガーロジェネリックの色や形は、製薬会社によって異なりますが、規格は定められています。
錠剤やカプセル剤の色・形は、各製薬会社の製品情報ページで確認することができます。
各製薬会社の錠剤やカプセル剤の規格と違う場合は、偽物・偽造品の可能性があります。

錠剤やカプセル剤の色が薄い、または濃く変色していないか、異臭がしないか確認してください。
正規品と明らかに色や見た目の形が違う場合は、偽物・偽造品の可能性があります。

錠剤やカプセル剤のロゴ

国内正規品のザガーロジェネリックは、錠剤やカプセル剤に識別コードとして、製薬会社のロゴや薬剤名の頭文字などが刻印、または印字されています。

ザガーロジェネリックの識別コードは、製薬会社によって異なりますが、規格は定められています。
錠剤やカプセル剤の識別コードは、各製薬会社の製品情報ページで確認することができます。

一部の国内正規品のザガーロジェネリックを除いて、識別コードがない、または読めない場合は、偽物・偽造品です。

錠剤やカプセル剤のサイズ

国内正規品のザガーロジェネリックと色や見た目の形が同じでもサイズが大きい、または小さくないか確認してください。
サイズにばらつきがみられる場合は、偽物・偽造品の可能性があります。

正規品と錠剤やカプセル剤を並べて比較すると見分けることができます。

錠剤やカプセル剤の用量

有効成分や添加物などの用量が正しいか確認してください。
有効成分などの用量が、多すぎたり、少なすぎる、または、同一包装内の錠剤やカプセル剤間で用量のばらつきがある場合は、偽物・偽造品です。

国内正規品のザガーロジェネリックの場合は、有効成分デュタステリドの用量が0.1mg、または0.5mgの規格のみ承認されています。
もし、国内正規品のザガーロジェネリック錠(カプセル)0.1mg、またはザガーロジェネリック錠(カプセル)0.5mg以外の用量を謳うザガーロがあった場合は、偽物・偽造品です。

安すぎる価格設定

国内正規品のザガーロジェネリックは、それぞれの医薬品製造メーカーから病院やクリニックへ卸すことで流通されています。
その卸価格の下げ幅には限界があります。
価格相場の半額以下など、明らかに安価すぎる場合は、偽物・偽造品の可能性があります。

通販・個人輸入

国内正規品のザガーロジェネリックは、国内の通販サイトなどで購入することはできません。
しかし、海外から海外製AGA治療薬を個人輸入で購入することはできます。

海外から個人輸入で手に入れられるザガーロジェネリックなどのAGA治療薬は、品質が保証されておらず、流通経路も不明なため、偽物である可能性が高いのが現状です。
海外製のザガーロジェネリックなどのAGA治療薬が個人輸入できる通販サイトなどで安価に販売されている場合がありますが、厚生労働省の未承認薬です。
健康被害をもたらす偽物・偽造品である可能性があるため注意が必要です。

格安」「激安」「最安値」などの誘惑に惑わされないようにしましょう。
口コミなどで評判や評価が良くても安心はできないのでご注意ください。

ザガーロジェネリックなどのAGA治療薬は個人輸入で購入せず、信頼できる病院やクリニックで処方してもらうことが大切です。
ザガーロジェネリックなどのAGA治療薬の処方は、是非、当クリニックをご利用ください。

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AGA治療のよくある質問(FAQ)

AGA治療薬に副作用はありますか?

AGA治療薬によって細かい副作用は異なりますが、性欲減退や勃起不全などが見受けられる場合があります。

AGA治療期間はどれくらいですか?

個人差はありますが、約3ヵ月~12ヵ月AGA治療を継続し、効果が実感できているようであれば、その後も治療を継続していただくことをおすすめしています。

AGA治療薬の服用を中止するとどうなりますか?

AGA治療薬の服用を中止した場合は、その時点から再びAGAの進行がはじまる可能性があります。
基本的には、AGA治療を継続するということは、AGA治療薬の服用を継続ということになります。

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